食物アレルギーによる症状は、人によってとても様々です。
その中でも、最も多い症状は、皮膚症状です。
我が家の娘も、自宅での経口免疫療法において、かわいそうですが、ほぼ毎回のように皮膚症状は現れます(T ^ T)
次いで、呼吸器症状、粘膜症状が起こりやすいというデータが出ているようです。
では、実際にどんな症状が出るの??
分かりやすく各症状についてみていきたいと思います!
症状については、娘のかかりつけ医である「いたやどクリニック」の木村先生からいただいた資料&通院で知ったこと&私が調べてきたことをもとにしています。
食物アレルギーの子供をもつ、またはそうじゃないかなぁと思うパパ、ママの参考になれば幸いです。
食物アレルギーの5つの症状
1.皮膚症状
じんましん、かゆみ、発赤(赤み)、口びる・口の中の腫れなど。
症状が強いほど、かゆみや腫れ、じんましんはひどくなります。
下の写真は、実際に我が家の娘が日頃出る皮膚症状です。
左側(腕の写真)は、病院の皮膚テストでの症状です。腕にスポイトで3滴牛乳を垂らし、数分後の結果です。
右側は、自宅での負荷試験ででたじんましんです。
2.呼吸器症状
せき、鼻汁・鼻閉・くしゃみ、喘鳴、呼吸困難。
軽い症状だと単発のせきだが、重症化すると呼吸困難に陥ることも。
呼吸音がゼーゼーヒューヒューいう。
3.粘膜症状
口唇、まぶたなどの腫れ、かゆみ。
口腔内の違和感。喉のかゆみ、腫れ、違和感。
ひどくなると、顔全体の腫れ、締め付けられる感覚、飲み込みづらさ・声枯れなどに進行し、窒息の危険もある。
4.消化器症状
腹痛、嘔吐・下痢などの症状。
程度は様々で、我慢出来る腹痛、単回の嘔吐・下痢から、我慢できない腹痛、繰り返す嘔吐・下痢まで。
5.全身性症状(ショック症状)
元気がない、ぐったりする。頻脈、血圧低下、不整脈、失禁、意識喪失など。
循環器・神経症状がみられる。複数の症状が同時に現れるアナフィラキシー。
まとめ
アレルギー反応のうち、最も多いのが、食後約15〜20分以内に症状が現れる即時型反応といわれるものです。
原因となる食べ物を食べたあとに、上記のような症状が何か出たら、食物アレルギーによる反応かもしれません。
娘のアレルギー生活を9年過ごしてきましたが、症状がひどく出た時にはいつも慌てます。
小さな症状から命にかかわる症状まで経験してきました。
症状が出ないのが一番!ですが、出てしまった場合に、どう対処するかはとっても大切な事です。
どんな症状が出るのかを知る事で、できる対応も変わってくると思います。
おかしいなと思ったら、かかりつけ医に相談される事をおすすめします!